遥か西方の果て、神々の時代の記憶を留めるかのように存在する、未知なる大地『ヴァルハランディア』 。
その大地の中央には、天を突き、神聖なエネルギーを絶えず放ち続ける巨大な剣がそびえ立つ 。人々が「戦神の遺物」として崇めるその剣から注がれる恵みは肥沃な大地を育み、清らかなる『聖なる泉』を各地に湧き出させていた 。
しかし、その永劫にも思われた平和は、奈落の門より現れた『ヴォイドウォーカー』たちによって無慈悲に引き裂かれる 。
彼らの目的は、肥沃な大地を奪い、聖なる泉を汚染し、この地を自らが住まうに適した禍々しい世界へと変貌させること 。
かくして、ヴァルハランディアの覇権を巡る戦いの幕は切って落とされた。戦いの中心となるのは、大地の生命線とも言える『聖なる泉』 。その支配は、戦局を左右し、倒れた者に再び立ち上がる力を与える、極めて重要な戦略拠点である 。
今、この地に生きるすべての者は、選択を迫られる。 ヴァルハランディアの地に住まいし人々『ガーディアン』として侵略者に立ち向かうのか 。 それとも、侵略者『ヴォイドウォーカー』として、既存の調和を破壊し、奈落の力でこの地を満たすのか 。
これは、単なる領地の奪い合いではない。 神の遺産たる大地と、その未来を賭けた叙事詩。 ヴァルハランディアの運命は、今、あなたのその手に委ねられたのだ。
ヴァルハランディア戦役・第1章
※この走り書きは、戦地から遠く離れた首都に住む、とある学者が伝聞を通して書き留めたものである。
ヴァルハランディア戦役と後の歴史に刻まれかねない戦いは、ヴァルハランディア北東部・辺境の地であるフリーダム領の領境に、奈落の門が開いたことによって始まった。奈落の門から現れたるは『ヴォイドウォーカー』であり、肥沃なる我らが大地を略奪せんとその牙を剥いて襲撃してきたのである。その大軍によって辺境の村々はいくつも飲み込まれ、瞬く間にヴォイドウォーカーはその版図を広げたという。
フリーダム領の領主・フリーダム卿は、これに決起。1,000人もの兵士を徴募し、立ち向かった。その戦いは苛烈を極め、両軍に大きな損害を与え、大地は血に染まった。そして、なんたることか、フリーダム卿もまた、凶刃に倒れてしまったという。
ヴァルハランディア戦役の緒戦は、大いなる悲劇と惨禍を我らと我らが大地に与えることとなった。
しかしながら、我らには希望の光「ガーディアン」らがいる。緒戦の地の近傍、黒き森を抱く隘路の地にて、軍を進めようと目論むヴォイドウォーカーらを少数精鋭にて食い止め、激戦の後に休戦協定を結ぶに至ったのである。
仮初の平和であることは明らかなれど、これにより我らは反撃のための力を溜める事ができるだろう。偉大なるガーディアンに栄光あれ!!